蘭子が教えるインクプリンターの目詰まり解消法【CANON/brother/EPSON】
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エプソンのプリンターがインク詰まりをしたら、洗浄カートリッジで対応しましょう。
各ショップの洗浄カートリッジ販売価格とセット手順を紹介します。
人気のエプソンプリンターで使える洗浄カートリッジの価格(全色セットの価格。チップスのみ各色バラ売り価格)を調べました。お使いの機種と照らし合わせ、送料と併せてチェックしてください。
当サイトで紹介しているプリンター用品販売会社の中から、洗浄カートリッジを取り扱っており、公式ショッピングサイトがある会社を紹介します。(2021年11月調査)
公式HP | こまもの本舗 | チップス | インク王国 | インク革命.com |
---|---|---|---|---|
IC74・75・76 (4色) |
- | 1,680円 | - | - |
IC50 (6色) |
1,600円 | 1,560円 | 1,780円 | - |
IC70 (6色) |
2,180円 | 1,590円 | 2,180円 | 2,910円 |
IC61・65 (4色) |
1,010円 | - | 1,540円 | - |
IC61/62 (4色) |
1,500円 | - | 1,540円 | - |
IC69 (4色) |
1,280円 | 1,220円 | 1,650円 | 2,040円 |
IC80 (6色) |
1,780円 | 1,880円 | 1,970円 | 3,040円 |
IC84 (4色) |
6,600円 | - | - | - |
IC86 (4色) |
3,960円 | - | - | - |
ITH (6色) |
1,980円 | 2,000円 | - | 3,040円 |
RDH (4色) |
2,380円 | 1,950円 | - | 2,700円 |
KUI (6色) |
2,640円 | 2,280円 | - | 3,260円 |
正直なところ正規品ではない製品を使うとなると、色々と不安があるかと思います。この気持はよく理解ができます。
安心して購入をしたいのであれば、下記を確認するようにしましょう。
購入する側にとって、圧倒的な品数があることは安心できる大きなポイントです。一般的なカラーカートリッジのリサイクル品であれば、意外と何処でも売られています。
中には「洗浄カートリッジ」を多く揃えているという店舗もあります。そういったお店から目的の商品を探した方が良いでしょう。
正規品ではないカートリッジを使った場合、何かしらの故障をしてしまうのでは?と感じてしまうかと思います。
残念ながら、これは正規品でもリサイクル品でもどちらでも起こりうる状況です。そんな中、何かしらの問題があれば保証してくれるお店も存在しています。
公式サイトを見ても直ぐに質問ができるような体制をアピールしている店舗の方が良いでしょう。
そういったお店はきめ細かい利用者思いの業者ということを実感することができます。
洗浄カートリッジとは、EPSONのインクとほぼ同じ形状をしたカートリッジの内部に、インクではなくインクを分解する洗浄液が入っているメンテナンスアイテムです。
インクの代わりに洗浄カートリッジをセットし、プリンターのヘッドクリーニング機能を使用すると、ノズルからインクを分解する洗浄液が出てきてインクの詰まりを解消してくれます。
また、訳あって長期間プリンターを利用しないことがわかっている場合は、インクやトナーのカートリッジを洗浄カートリッジに交換するのもおすすめです。
インクは空気に触れると固まってくるため、長い間印刷しないとノズルやヘッドの部分が詰まってしまいます。しかし、洗浄カートリッジをセットしておけば、インクの詰まりを予防できるのです。
ただ、同じEPSONというブランドのプリンターでも、実際にはひとつひとつ型番によって利用できるインクの種類が異なるように、インクの洗浄カートリッジもプリンターごとに対応している種類が違います。
リサイクルトナー等に比べると種類が少ないのでわかりやすいですが、もし間違った型番の洗浄カートリッジを購入してしまった場合、利用できないので意味がありません。
発注間違いによる無駄なコストを減らすためにも、ネットショップで各社が提供しているインク洗浄カートリッジの種類や特徴をご紹介しましょう。
洗浄カートリッジの種類がいくつもあるのは、
以上、3つの理由が大きいです。
まず形状ですが、洗浄カートリッジという商品は、インクカートリッジと交換してセットできるようにつくられています。そのため、純正品として提供されているインクやトナーカートリッジの形の数だけ、洗浄カートリッジも用意されているのです。
当然、カートリッジの形状が非対応の場合、中に入っている洗浄液の種類が同じものでもプリンターの洗浄はできません。
次に、インクの種類についてです。EPSONのプリンターでは、「顔料インク」と「染料インク」の両方を提供しています。
どちらも印刷のために使うという意味では同じですが、用紙の表面にくっつく顔料インクと用紙に染み込む染料インクでは、きれいに溶かすための洗浄液が異なるのです。
そのため、ショップによっては、
の3種類が販売されています。多くの場合、顔料・染料両対応のインク洗浄カートリッジが取り扱われているため、あまり気にする必要はないかもしれません。
ただ、発色の関係でインクの種類にこだわっている場合は、より適切にプリンターをメンテナンスするためにも、それぞれのインクに合わせた洗浄カートリッジを選びましょう。
洗浄カートリッジが複数ある3つ目の理由は、「各社それぞれが洗浄カートリッジを開発しているから」です。同じプリンター、同じインク用の洗浄カートリッジといっても、洗浄カートリッジを販売しているショップは本来EPSONとは無関係の企業です。
いわゆるサードパーティー製だからこそ、各ショップはそれぞれ独自の配合や形状で洗浄カートリッジをつくり、販売競争をしています。
とはいえ、純正品ではないので、カートリッジとしては問題なく利用できても、商品によって微妙に形状が違ったり、インクの洗浄能力に差があったりするわけです。もしあるショップの洗浄カートリッジを使って満足いかなかった場合は、同等品を違うショップで購入してみるのも良いでしょう。
例として、IC70用の洗浄カートリッジのセット手順を紹介します。
ICチップ確認 |
カートリッジを全てセット |
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EPSON用の洗浄カートリッジは、愛用者の多いIC50を中心に各ショップで取扱いが多いですが、洗浄カートリッジにも識別用のICチップは付いているので、形や洗浄液が同じでも、他機種用や他色用のものを使うことはできません。
必要な色のみのバラ売りカートリッジを選ぶか、全色セットを選ぶかのどちらかですが、今後定期的にヘッド洗浄をして目詰まりを予防するなら、全色セットを購入しておくことをおすすめします。
なお、廃番製品でありながら高い耐久性のために人気が続いているIC50の場合は、洗浄液を使ったクリーニングも可能です。洗浄カートリッジでは落ちなかった頑固な汚れも、洗浄液でなら落とせることがあるそうです。
EPSOMはプリンターの機種がとても多いため、洗浄カートリッジの種類は少ないものの、機種に適した洗浄カートリッジを探すのが大変です。
また、洗浄カートリッジがあるとしても、何回も洗浄をしないと汚れが落ちないこともあるのでコストもかかってしまいます。ですので、洗浄液が使える機種であれば、洗浄液を使った方が効率よくクリーニングできます。
洗浄液は、付属の注射器からクリーニング液で直接汚れている部分を洗うことができるので、頑固な汚れもしっかり落とせます。
EPSONとCANON共用の洗浄液であれば、使用出来る機種の幅も広いので、専用のカートリッジが見つからない場合でも気軽にクリーニングできるところも便利ですね。
洗浄工程はカートリッジとほとんど同じですし、クリーニング後の放置時間も1時間から2時間程度ですから、面倒な手間もかかりません。
逆に、何回も洗浄カートリッジを使う必要がないので、手軽に素早く洗浄をしたいという方にとっては、洗浄液の方が使いやすいかもしれませんね。