蘭子が教えるインクプリンターの目詰まり解消法【CANON/brother/EPSON】
メンテナンスボックスの用途や購入先をまとめています。
メンテナンスボックスとは、プリンターの印刷時にインクが目詰まりしてうまく出ないとき、ヘッドクリーニング(※1)で使用した廃インクを溜めておく容器です。メンテナンスボックスは基本的にプリンターに内蔵されています。メンテナンスボックスに廃インクが溜まった場合はエラーが表示されるため、メーカー修理に出す必要があります。
ヘッドクリーニングは、インクを噴射させてノズルの目詰まりを解消する機能です。ノズルの目詰まりは、何度も印刷を重ねた場合、または1~2か月間プリンターを使用しなかった場合に起こります。
従来のメンテナンスボックスは廃インクが溜まると、保守サービスを利用して修理に出していました。そんなメンテナンスボックスに革命が起きたのは2016年。エプソンが取り換え可能なメンテナンスボックス搭載のプリンターを発売して話題となりました。
当サイトで紹介しているプリンター用品取り扱い販売会社の中から、公式ショッピングサイトがあり、メンテナンスボックスの取り扱い種類数が多い会社を紹介します。(2021年11月時点)
こまもの本舗はPC周辺・OA機器を取り扱っているオンラインショップです。エプソン・キヤノン・ブラザーなど、大手プリンター会社の製品を幅広く取り扱っています。プリンターの互換インク、純正インクのカートリッジなども販売。もちろんメンテナンスボックスも安く購入できます。
インクカートリッジの通販を行っているショップです。扱っている互換・再生インクカートリッジは、エプソン・キャノン・リコー・ブラザーなど。大量仕入れで輸送コストを削減し、品物に反映。低価格での提供を実現しています。平日15時までの注文で当日配送も可能。急なインク切れの際にも便利です。
キャノン・エプソン・ブラザー・hpの互換インクカートリッジを豊富に扱う大阪の会社です。全てのインクに1年保証がついているのが安心できる点。「送料無料」のマークがついている商品は、メール便であれば送料がかかりません。木・日曜は出荷のみの対応で、窓口業務は休みのため注意が必要。
近年、純正インクの半値以下で購入できる互換性のインクが注目されていますが、メンテナンスボックスも同様です。互換タイプのメンテナンスボックスも純正と変わらない性能に進化しています。定価の半額以下で購入でき、純正商品と同じようの動くので、コスパよく使いたい人は互換タイプのメンテナンスボックスを使ってみてはいかがでしょうか。
廃インクが溜まり、メンテナンスボックスがいっぱいになって空き容量がなくなると印刷ができなくなります。メンテナンスボックスの空き容量は、プリンター本体を操作して「インクの残量表示」と同じ画面でチェック可能。印刷できなくなる前に取り返られるよう、定期的に確認しましょう。
空き容量はグレー・黒、廃インクが蓄積量は白で表示されます。白い部分が増える(廃インクが溜まってくる)と、プリンターに「メンテナンスボックスの交換時期が近づいています」というメッセージが表示されるので、新しいものに買い替えましょう。
また、エラーメッセージが表示されていなくても、目詰まりの予防策として1年に1度はインクタンクを上限まで補充することをおすすめします。
メンテナンスボックスの交換メッセージが出てもしばらくの間は印刷できますが、放置し続けていると印刷できなくなってしまいます。「メンテナンスボックスの交換時期が近づいています」というメッセージを確認したら、なるべく早めに以下の手順でメンテナンスボックスを交換してください。
これでメンテナンスボックスの取り換え作業は完了です。メンテナンスランプが消えると、エラーが解除されます。
使用済のメンテナンスボックスは、メーカーの回収サービスを利用しましょう。回収されるとポイントが付与され、次回の消耗品購入時に利用できます。