蘭子が教えるインクプリンターの目詰まり解消法【CANON/brother/EPSON】
梅雨の時期は、連日の雨による湿気でプリンターのトラブルが発生しやすいもの。プリンター用紙は湿気を吸収するとゴワゴワとした質感になり、紙詰まりを起こしやすくなります。今のところ大丈夫という人も、湿気による紙詰まりでプリンターを故障させないために、対策を取っておきましょう。
ちなみに、冬時期の結露でも同じく紙詰まり現象が起こります。1年通してプリンターを守れるよう、事前に対策を知っておきましょう。
湿気を含んだプリンター用紙が紙詰まりの原因となる理由は次の2つ。
自宅のコピー用紙がすでに湿気を含んでいる場合は、使用せずに思い切って処分するのがオススメです。もしくは以下の対策をとって、プリンター用紙を湿気から守りましょう。
購入する前のプリンター用紙は、隙間なくキレイに包装された状態で店頭に置かれています。この包装紙には湿気を予防する効果があるので、開封したあとも使うたびに再度包装するようにしましょう。できるだけ空気や湿気に触れない状態で保管することが大切です。
食品などに入っている乾燥剤ですが、実はプリンターの湿気対策にも効果的なんです。プリンターを開いて、カセットの隙間に置いておくと、内部の湿気を吸収してトラブルを防いでくれます。食品に入っていた乾燥剤を使うのに抵抗がある人は、家電量販店に売っているカメラ用の乾燥剤を使ってみてください。
プリンターだけでなく、開封した用紙を保管している場所に乾燥材をポンと入れておくのもオススメ。コピー用紙を大量に保管している場合は、除湿剤を使用するのもいいですね。交換サインがでたら新しいものに取り替えて、梅雨時期を乗り切りましょう。
プリンター用紙を保管する場所は、できるだけ風通しのいい部屋を選んでください。自宅の書斎に保管していて、平日は窓やドアを閉め切っているという人は要注意です。定期的に窓を開けて換気をし、湿度が低い状態を保つようにしましょう。
冬時期は空気が乾燥しやすいため、基本的に湿気による紙詰まりに悩まされることはありません。しかし暖房により部屋が温められると、外気と触れたときに湿気が発生します。窓にびっしりとつく結露は、外気と室内の温度差が原因です。
冬のプリンター内部は冷えていて、結露が発生しているケースがあります。そのため、電源を入れたらしばらく時間をおいて、水分を蒸発させてから使うようにしましょう。