蘭子が教えるインクプリンターの目詰まり解消法【CANON/brother/EPSON】
純正インク、互換インク、リサイクルインク、詰め替えインクのそれぞれの特徴やメリットを紹介。目詰まりしやすいインクの使い方と、目詰まりを防ぐ方法もアドバイスします。
プリンターのインクには、出生の違い(?)によって、様々なインクがあります。純正インク、互換インク、リサイクルインク、詰め替えインクなど、それぞれの特徴をご紹介します。
純正インクとは、プリンターメーカーが製造販売しているインクのことです。プリンターの特徴に合わせて最適化された高品質なインクです。
【メリット】
【デメリット】
プリンターメーカー以外のインクメーカーが、カートリッジやICチップの部品とともに製造したインクカートリッジです。インクの成分は、それぞれのメーカーが独自に調整しているので、メーカーごとのこだわりにより、品質に違いがあります。汎用インクと呼ばれることもあります。
【メリット】
【デメリット】
リサイクルインクとは、使用済みの純正インクカートリッジを回収してインクを詰めなおしたリサイクル品です。再生インクと呼ばれることもあります。
【メリット】
【デメリット】
空になったインクカートリッジにインクを詰め替えて再利用するためのインクです。リサイクルインクとは違い、自分で詰め替えます。
【メリット】
【デメリット】
インクの品質と安心感で選ぶなら、プリンターメーカーが製造販売している純正品が一番でしょう。純正品はインクの目詰まりもしにくいので使い勝手が良いと言えます。
しかし、価格が高いので、気軽に印刷をしたい方にはコストパフォーマンスが悪いというデメリットがあります。
互換インク、リサイクルインク、詰め替えインクは、純正品に比べると目詰まりがしやすいと思われていますが、互換インクメーカーでも常にインクの改良をしていて純正品と同等の品質を保っている製品もあるので、一概に目詰まりしやすいとは言えません。
問題なのは、メーカーによってインク成分が異なることです。買い足すたびに違うメーカーのインクを使っていると目詰まりの可能性が高まります。インク同士がプリンター内部で混ざり合うことで化学反応を起こし、気泡が発生したり粘度が高くなったりするからです。
このような事にならないようにするには、カートリッジを交換するタイミングで洗浄カートリッジを使用するのが有効です。今まで使っていたインクの成分をきちんと流してから新しいインクに変えることにより、目詰まりの原因を取り除くことができます。