インクプリンターのトラブルにあったら、まずチェック!各プリンターメーカーのヘッドクリーニングの方法をまとめています。
【プリンターメーカー別】ヘッドクリーニングの手順
◆canonのヘッドクリーニング方法
- スタートメニューから「デバイスとプリンター」を選択して開いてください。
- ヘッドクリーニングをしたいプリンターを選択して右クリック。「印刷設定」をクリックしてください。
- 「ユーティリティ」をクリックしてください。
- 「クリーニング」および「強力クリーニング」の2種類のボタンが現れます。希望するほうをクリックしてください。
- 「OK」をクリックして、ヘッドクリーニングを開始させてください。
- 同じ要領で、もう一度ヘッドクリーニングを行ってください。
- ノズルチェックパターン印刷を行って、白いスジや空白がないかどうかを確認してください。
- ノズルチェックパターン印刷の結果に、なんらかの異常があれば、きれいに印刷されるまでヘッドクリーニングを繰り返してください。
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◆brotherのヘッドクリーニング方法
- スタートメニューから「デバイスとプリンター」を選択して開いてください。
- ヘッドクリーニングをしたいブラザーのプリンターの上にポインタを置き、右クリック。「印刷設定」をクリックしてください。
- 「ユーティリティ」をクリックしてください。
- 「ヘッドクリーニング」と「強力ヘッドクリーニング」という表示が現れますので、目詰まりの状態に応じて、どちらかを選んでクリックしてください。ヘッドクリーニングが始まります。
- 同じヘッドクリーニングをもう一度行ってください。
- 印刷品質チェックを行い、目詰まりが改善されたかどうかを確認してください。
- 印刷の状態に不具合があれば、もう一度ヘッドクリーニングを行ってください。
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◆EPSONのヘッドクリーニング方法
- スタートメニューから「デバイスとプリンター」を開いてください。
- ヘッドクリーニングをしたいプリンターの型番を確認し、画面上のプリンターアイコンの中から、同じものを選んで右クリックしてください。
- 「印刷設定」をクリックしてください。
- 「ユーティリティ」タブをクリックしてください。
- 「ヘッドクリーニング」という項目が現れるので、クリックしてください。
- 「スタート」をクリックし、ヘッドクリーニングを開始させてください。
- 同じ要領で、ヘッドクリーニングをもう一度行ってください。
- 目詰まりが著しかった場合には、さらにもう一度ヘッドクリーニングを行ってみてください(ここまでで計3回)。
- ノズルチェックパターン印刷をして、印刷に問題がないかを確認してください。
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◆RICOHのヘッドクリーニング方法
- スタートメニューから、「デバイスとプリンター」を選択してください。
- ヘッドクリーニングを希望する機種のアイコンが出てきたら、こちらを右クリック。「印刷設定」を選択してください。
- 印刷設定画面で「メンテナンス」タブをクリックしてください。
- 「ヘッドクリーニング」の表示を確認し、こちらをクリック。
- 正しく印刷できない色を確認のうえ「プリントヘッドの指定」内で、該当する色のチェックボックスを「オン」にしてください。
- 「次へ」をクリックし、ヘッドクリーニングを開始させてください。
- 「ヘッドクリーニングが終了しました」というメッセージが現れたら、ノズルチェックパターン印刷を行ってください。
- 異常が解消されていれば、ヘッドクリーニングは終了です。解消されていなければ、再度ヘッドクリーニングを行ってみてください。
◆SHARPのヘッドクリーニング方法
ここでは、SHARPの複合機UX-MF70CL/UX-MF70CW/UX-MF80CL/UX-MF80CWに共通するヘッドクリーニング方法を紹介します。
パソコンからヘッドクリーニング指示を出す場合も、これらの機種とほぼ同じ要領です。ここでは、パソコンを使わずに、複合機自体の操作でヘッドクリーニングを行う方法を見てみます。
- A4サイズの新しい普通紙をセットしてください。
- 「登録/機能」ボタンを押し、「プリンタメンテナンス」を選びます。
- 「プリンタメンテナンス」を選んでください。
- 「カートリッジクリーニング」を選んでください。
- クリーニングのレベルを、1~3の中から選んでください。数字が大きくなるにつれて、クリーニングが強力になります。まずはレベル1から始めることをお勧めします。
- 「する」を選択し、ヘッドクリーニングをスタートさせてください。
- 終了すると、自動的にクリーニング後のテスト印刷が行われます。印刷状態を確認し、クリーニングが不十分であればレベル2や3を選んで、もう一度ヘッドクリーニングを行ってみてください。
【おすすめ】洗浄カートリッジを使う
プリンターのメンテナンスにおいて、特におすすめなのが洗浄カートリッジの使用です。通常プリンターに備わっているヘッドクリーニング機能では、大量のインクを使用してしまい、お世辞にもコストパフォーマンスが良いとは言えません。
ですが、洗浄カートリッジには専用の洗浄液が入っており、通常のインクカートリッジの代わりにプリンターに挿入する事で、より効果的に洗浄を行うことができます。簡単に行える上、洗浄液がなくなるまで何度も使用でき、プリンターの目詰まりにも有効。印刷したものの色の異常や印刷のカスレ予防などにも有用です。
EPSONの洗浄カートリッジ
EPSONの洗浄カートリッジは通常のインクと同じように洗浄カートリッジを挿入することで使用できます。
カートリッジをセットしヘッドクリーニング機能を使用事で洗浄が始まります。長期間プリンターを使用しない場合は、あらかじめ洗浄カートリッジを入れておくことで目詰まりの予防も行なえます。
また、洗浄カートリッジにも複数の種類があり、「顔料インク用」「染料インク用」「両インク対応」と、それぞれの使用インクに合ったものが用意されています。
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CANONの洗浄カートリッジ
CANONの洗浄カートリッジの外見は通常のインクカートリッジと同じですが、使用の際にカートリッジの保護キャップを捨ててしまわないように注意しましょう。洗浄中に外しているインクカートリッジが渇くのを防ぐことができ、また洗浄液が残った状態であれば再度使用できるため保存にも必要となっています。
CANONのカートリッジにはセットする色の間違いなどを防止するためICチップが入っています。洗浄カートリッジにもセットする箇所の色に応じたICチップが入っているため、異なる色のICチップだと洗浄カートリッジが動きません。そのため全色セットで購入するのがお勧めです。
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ブラザーの洗浄カートリッジ
ブラザーの洗浄カートリッジはいくつかの種類が用意されています。その理由はプリンターによってカートリッジの種類が違うためです。そのため洗浄カートリッジを購入する際は使用する機種に合った種類のものを購入するように注意が必要となっています。
複数のカートリッジに対応できる互換インクも販売されており、メーカーによって効果も異なるため、いろいろなものを試してみるのも良いでしょう。
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